臨床試験、及び、動物実験

吉報源による線虫の生存率

線虫は細胞生物学上、ヒトと74%遺伝子構造が同じであり、寿命が3週間と短く、10日ほどで中年期になり寿命が尽きるので最近は実験に多用されています。

吉報源が線虫に与える影響として約35%の寿命の延長を見ました。線虫の平均寿命は21日ですが、老年期の生後17日目(人間では100歳に相当)でKIPPO群は80%生存しており、対象群の生存率は20%でした。

有る意味で、100歳まで介護も受けずに他界する事を示唆されました。 この実験のまとめとして、

  • 1. 寿命の延長。 最大で35%の伸び率が確認できた。
  • 2. 生理活性の変化。ATP活性の向上。SOD合成を抑える。⇒線虫への負担の軽減。

ATPは生命活動の始発駅で、すべての成長ホルモン、インスリンや酵素など生命活動の起源です。パンやご飯を食べてもATPに変換されて体内で利用されます。心臓の鼓動、話す、歩くなど、すべてのエネルギー源です。又、ATPは備蓄が出来ないので生産が止まると臨終を意味します。

又、SOD酵素は活性酸素を除去する作用があります。通常ATPを活性すると活性酸素が発生するが、これらを同時に抑制した結果が出ています。ATPの活性と活性酸素の抑制は二律背反した結果です。
老人に対して、飽食は活性酸素を発生させるので粗食の勧めがあるが、これを覆す結果です。また、目視の観察では線虫が老いても元気に動き回っていたとのことでした。

ちなみに線虫とヒトの遺伝子は74%同じであり細胞の構造はほぼ同様で、この実験結果は、ヒトにも例える事ができると考えられます。

担癌マウスによる抗腫瘍効果

Colon26結腸癌担癌マウスに吉報源を14日間投与したところ、吉報源を投与しなかったマウスと比較して、癌腫瘍の体積は約50%だった。
吉報源を投与したマウスはサイトカイン(免疫)のTNF-αと呼ばれる腫瘍壊死因子の濃度が約2倍であった。

[ 担癌マウスの癌腫瘍体積の比較 ]
腫瘍体積(mm3)
Control 626.38
KIPPO 330.02

[ 担癌マウスのIL-12 と TNF-α の濃度 ]
IL-12 と TNF-α の濃度 (pg/ml)
IL-12 TNF-α
Control 1.96 20.45
KIPPO 2.11 37.46

考察

この試験結果から吉報源の投与がTNF-αの生産を促進し、腫瘍細胞の増殖を抑制したものと考えられます。3期乳癌患者が白血球増多症で12000個/?を超える事例では、約半年後の検査で正常値範囲になった。(何時、正常値になったかは不明)

又、白血球数が不足している場合も増加して正常値になります。吉報源は免疫調節作用を持っています。勿論、吉報源は前駆物質ですから化学合成のTNFは検出されない。

TNF-αの働き
◆ 白血球活性化 ◆ B細胞抗体産生
◆ マクロファージ サイトカイン産生 ◆ T細胞インターロイキンー2 (IL-2)
◆ 骨髄好中球増加 ◆ 線維芽細胞増殖
◆ 破骨細胞活性化 ◆ 骨芽細胞酸素産生
◆ 腫瘍細胞増殖抑制 ◆ 筋肉アミノ酸放出
◆ 血管内皮細胞 サイトカイン産生 好中球接着 ◆ 脳 発熱 ノンレム睡眠

[試験B]有酸素運動時における血中過酸化脂質濃度の変動(抗癌治療を想定)

報源を3日間経口摂取させ、その後動物に有酸素運動を実施し、ストレスに由来する血中過酸化脂質濃度の変動について検討を行った。血中過酸化脂質濃度は、対照群において運動負荷直後3.3nmol/ml、運動負荷30分後では4.4nmol/mlであるのにたいし、KIPPO群では運動負荷直後2.0nmol/ml、運動負荷30分後では2.2nmol/mlであり、対照群に比較して低値であった。

これらの結果から、吉報源を摂取することにより、有酸素運動負荷時に発生する過酸化脂質を抑制できることが確認された。

[ Table 1 有酸素運動時の過酸化脂質濃度 ]
血中過酸化脂質濃度(nmol/ml)
0分 30分
Control 3.3 4.4
KIPPO 2.0 2.2

[ 考 察 ]

作用機序として、抗癌治療時の薬品・放射線の副作用軽減と、排気ガス、喫煙などから発生する活性酸素を約50%除去が示唆された。

また、活性酸素が一度発生すると連鎖反応が終息するまで約6時間を要し、その間は白血球など免疫が低下するが、連鎖反応の抑制が示唆された。

[試験C]ストレス時における血中過酸化脂質濃度の変動(抗癌治療を想定)

吉報源を3日間経口摂取させ、その後動物にエアージェットストレスを実施し、脳からのストレスに由来する血中過酸化脂質濃度の変動について検討を行った。血中過酸化脂質濃度は、対照群においてストレス負荷直後1.8nmol/ml、ストレス負荷30分後では2.6nmol/mlであるのにたいし、KIPPO群ではストレス負荷直後0.9nmol/ml、ストレス負荷30分後では1.2nmol/mlであり、対照群に比較して低値であった。

これらの結果から、吉報源を摂取することにより、ストレス負荷時に発生する過酸化脂質を抑制できることが確認された。

[ Table 1 ストレス時の血中過酸化脂質濃度 ]
血中過酸化脂質濃度(nmol/ml)
0分 30分
Control 1.8 2.6
KIPPO 0.9 1.2

[試験D]ラットを用いた高脂肪食餌の試験

ラットはKIPPO+高脂肪食を与えるグループと高脂肪食のグループに分け、KIPPOグループには通常よりも8%多くの餌を与えた。3ヶ月後に体重を比較したところ、8%多く餌を食べたにもかかわらず、体重は通常グループよりも5%軽いという結果がであった。

[試験E]肝臓ガン細胞を用いた抗癌細胞の試験

下記の写真は、吉報源で処理をする前後の肝臓癌の細胞です。吉報源で処理を行った3日後には、癌細胞が丸くなって死んでいる様子が観察できた。